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空鏡 (Sora-Kagami)

空模様を図に写して、天気をお伝えする「空鏡」

⭐️ 概要

現在の天気をレポートする Slack の Slash Commands を提供するサービスです。

主な機能

  • 郵便番号 または 地名ランドマーク名 による地点の指定
  • 現在の降水強度と1時間後までの予報グラフ表示
  • 周辺の降水レーダー地図表示

設定した Slash Commands を /sora として、以下のように入力します。

  • /sora 100-0005
  • /sora 1000005
  • /sora 東京駅

空鏡から以下のような返信で「現在の天気」「今後1時間の見通しグラフ」「現在の降水レーダー地図」を確認できます。

🚀 デモ環境の利用方法

空鏡はデモ環境(以降、空鏡デモ)を提供しています。ご利用中の Slack チームへ手軽に導入できます。お試しください。

空鏡デモを導入する Slack チームに Slash Commands をインストールします。
Slash Commands | Slack App ディレクトリ

[コマンドを選択する] では、空鏡デモを呼びたすためのコマンド名を入力します。 Slack のチーム内で重複しなければ任意のコマンド名が使えます。空鏡の /sora をお使いいただけると幸いです。(あとで変更できます)

インテグレーションの設定では、以下のように設定し保存します。

項目 設定値
[URL] https://4tvr294f4h.execute-api.ap-northeast-1.amazonaws.com/qas/sora-kagami
[アイコンをカスタマイズ] 任意の画像/絵文字 (※後述のアイコンもご利用いただけます)
[名前をカスタマイズ] 任意の文字列 ( e.g. 空鏡 )
[説明] 任意の文字列 ( e.g. 現在の空模様をレポートします )
[使い方のヒント] 任意の文字列 ( e.g. [郵便番号 or 地名] )

以降、設定した Slack で /[コマンド名] [郵便番号 or 地名] を入力すると、空鏡デモから天気レポートが返信されます。

アイコン

注意

  • YOLP API利用制限 に達すると応答しなくなります
  • 画像 (1時間の見通しグラフ、降水レーダー地図) は3日間で削除されます
  • 空鏡デモは、事前の告知なく終了、または URL が変更となることがあります

🔧 サービスのセットアップ

空鏡は AWS にサーバーレスのサービスとして構築されています。
本リポジトリのソースコードを使うことで空鏡の環境を構築できます。

📋 動作環境

  • Node.js 8.10 (固定)
  • Yarn 1.16+
  • AWS
  • CircleCI (オプション)

☁️ AWS アカウントの用意

AWS のアカウントとユーザーを作成します。(既存の AWS が利用可能な場合は、新たに作る必要はありません)

コマンドラインから「Serverless」を使いデプロイするのでユーザーの「アクセスキー ID」と「シークレットアクセスキー」を作成します。

権限は現在のところ AdministratorAccess が必要です。詳しくは「Serverless Framework - AWS Lambda Guide - Credentials」を参照してください。また権限を狭める場合は、こちら「Narrowing the Serverless IAM Deployment Policy · Issue #1439 · serverless/serverless」が参考になります。

🆔 Client ID を取得

Yahoo!デベロッパーネットワークにアプリケーション登録し Client ID を取得します。

  1. Yahoo! JAPAN IDを取得 こちらから登録します。
    ※ すでに持っている場合は、新たに取得する必要はありません。 https://account.edit.yahoo.co.jp/registration

  2. アプリケーションを登録 こちらから登録します。
    ※ アプリケーションの種類は [サーバーサイド] を選びます。
    https://e.developer.yahoo.co.jp/register

くわしくは「ご利用ガイド - Yahoo!デベロッパーネットワーク」を参照してください。

💻 開発環境の構築

本リポジトリのソースコードをダウンロードします。
プロジェクト・ルート直下の /package.json を環境に合わせて編集します。
とくに "group": "riotz" は AWS Lambda デプロイ用 S3 バケットの名前を一意にするため変更が必要です。

{
  "name": "sora-kagami",
  "group": "riotz",
  // ...(省略)
}

これまでに取得した各種 ID を環境変数に設定します。

$ export AWS_ACCESS_KEY_ID=<your-key-here>
$ export AWS_SECRET_ACCESS_KEY=<your-secret-key-here>
$ export YOLP_APP_ID=<your-yahoo-app-client-id>

AWS にデプロイ用 S3 バケットを作成します。
デプロイ用バケットの命名ルールは x-sls-artifacts-[pkg.group]-[region] です。region は、デフォルトで ap-northeast-1 です。
e.g. x-sls-artifacts-riotz-ap-northeast-1

依存モジュールのインストールをし、デプロイを実行します。

$ yarn setup
$ yarn deploy
...(省略)
Serverless: Stack update finished...
Service Information
service: sora-kagami
stage: dev
region: ap-northeast-1
stack: sora-kagami-dev
resources: 19
api keys:
  None
endpoints:
  GET - https://uvhuw8XXXX.execute-api.ap-northeast-1.amazonaws.com/dev/version
  POST - https://uvhuw8XXXX.execute-api.ap-northeast-1.amazonaws.com/dev/sora-kagami
functions:
  Systems: sora-kagami-systems-dev
  Command: sora-kagami-command-dev
layers:
  None
Serverless Enterprise: Run `serverless login` and deploy again to explore, monitor, secure your serverless project for free.
Done in 210.56s.

デプロイが完了したら endpointsPOST sora-kagami の URL を Slack Slash Commands に設定します。
e.g. POST - https://uvhuw8XXXX.execute-api.ap-northeast-1.amazonaws.com/dev/sora-kagami

🔧 設定

  • 許可した Slack のみ応答する
    環境変数 SLACK_TOKENS に、Slack Slash Commands の トークン の文字列を JSON 配列形式で設定します。
    e.g. export SLACK_TOKENS='[ "ADX82dDpEl0urNrOcAwqWXXXX" ]

  • デプロイするステージを変更する
    ステージは devqasprd に対応しています。引数無しでデプロイした場合は dev になります。
    変更する場合はデプロイ時に引数 --stage qas のように指定します。
    e.g. yarn deploy --stage qas

  • デプロイするリージョンを変更する
    /serverless.jscustom.stages.region から、変更する stage の値を変更します。

  • 画像ファイルの削除期間を変更する
    設定は resources.Resources.ImagesBucket.Properties.LifecycleConfiguration.Rules です。
    削除を無効にする場合、Status: 'Disabled' に設定します。
    削除するまでの期間を変更する場合、ExpirationInDays の値を変更します。

  • 天気レポート表示のフッターにメッセージを表示する
    環境変数 NOTE に表示したい文字列を設定します。{project} は、本リポジトリの URL を指す [sora-agami <version>] に置き換えられます。
    デモ環境の 本デモは予期せず終了することがあります [sora-kagami 1.0.0] が利用例になります。

📦 CircleCI による CI/CD

ソースコードには CircleCI の設定ファイルが含まれています。
ご利用のソースコードを GitHub へアップし、CircleCI へ GitHub プロジェクトを追加します。

CircleCI の [SETTINGS] - [Contexts] に、環境変数設定用のコンテキストを追加します。
コンテキスト名 [NAME] は sora-kagami で、以下の環境変数を追加します。

  • AWS_ACCESS_KEY_ID
  • AWS_SECRET_ACCESS_KEY
  • YOLP_APP_ID

以降、GitHub へコミットするたびに CircleCI がビルド&デプロイを実行します。

デプロイするステージはブランチに応じて決まります。

ブランチ名 ステージ
master dev
stable qas
production prd

⚖ ライセンス

このリポジトリおよび成果物は Riots.works が著作権を有し、MIT ライセンスの元に配布されています。
ライセンスの全文は、こちら LICENSE をご参照ください。

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空模様を図に写して、天気をお伝えする「空鏡」

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