MESH: MEIJI SCHEME SHELL

Mesh は、プログラミング言語Scheme の処理系です。 R7RS-small 仕様準拠を目指して開発をしています。 現在Mesh は、明治大学，情報科学科，数理最適化研究室の学生を中心として、管理・開発が行われています。

Mesh の特徴

Mesh は、教育・研究のためのScheme 処理系として開発をしています。 開発においては、次の方針を掲げています。

効率よりも可読性を優先した実装

Mesh は、その実装において効率と可読性の選択を迫られた際には、効率よりも可読性を優先します。 これはMesh が、それを実用する人よりも、それを研究する人にとって有用なものであるためです。 またMesh は、その開発において、日本語を主として使用します。

オープンソース

Mesh は、その開発をGithub 上で行い、Issue およびPull Request による第三者の開発参加を歓迎します。 Mesh は、その開発において2 つのブランチ、car とcdr、を用意します。 ブランチcar は安定版のMesh 実装を保有し、ブランチcdr は開発版のMesh 実装を保有します。 もしあなたがMesh 開発に参加する場合は、ブランチcdr に対して作業して下さい。

数理計算のためのライブラリ整備

Mesh は、数理計算のための関数群を優先してライブラリを整備します。 これは将来的に、Mesh を数理最適化の研究に使用することを見越した措置です。

謝辞

Mesh の基となる実装Meiji-Scheme を明治大学に寄贈して下さった、 Kenichi Sasagawa 氏に深く感謝申し上げます。